「PS5でランクマッチを回しているが、どうしても対空が間に合わない」「相手のドライブインパクトが見えているのに返せない」……そんなもどかしさを感じていませんか?
格闘ゲームにおいて、コンマ数秒の遅延は勝敗を分ける決定的な要因です。もしあなたが「もっと上を目指したい」と考えているなら、その壁は技術ではなく、デバイスの性能差にあるかもしれません。高額な買い物になるゲーミングPC選びで失敗しないよう、ストリートファイター6(スト6)を最高環境でプレイするための最適解を、ハードウェア・アナリストの視点から徹底解説します。
PCデバイス・ベンチマーク検証
1フレームの重みを理解する戦友として、勝てる機材を誠実に推奨します。スト6で勝てない理由を、自分の腕のせいにする前に、一度PC版の『低遅延設定』を試してほしい。PS5から移行した瞬間、対空が出るようになり、コンボ精度が劇的に上がったのは私だけではありません。
なぜ「ガチ勢」はPC版を選ぶのか?PS5版との決定的な「2フレーム」の差
スト6において、PC版を選択する最大のメリットは「画質の良さ」ではありません。真の価値は、入力遅延(インプットラグ)の圧倒的な少なさにあります。
格闘ゲームの動作基準である60FPS(1秒間に60フレーム)の世界では、1フレームは約0.016秒です。複数の検証データによると、PC版で「入力遅延軽減」設定をONにした場合、PS5版と比較して約2フレーム(約0.033秒)も早く入力がゲーム内に反映されます。

この「2フレームの差」は、格ゲーマーにとって絶望的な差です。PS5版では「見てから反応」が間に合わなかった攻撃も、PC版なら余裕を持って対処できるケースが激増します。デバイス差による不利をゼロにすること。それが、スト6でランクを上げるための最短ルートなのです。
【結論】: 勝ちたいなら、迷わずPC版への移行を推奨します。
なぜなら、格闘ゲームは「読み」と「反応」のゲームだからです。PC版の低遅延環境は、あなたの反応速度を物理的に底上げします。PS5からPCに移行したプレイヤーの多くが「別ゲーのように快適」と口を揃えるのは、この2フレームの恩恵がそれほどまでに大きいからです。
【2024年最新】スト6最適解グラボはこれだ!RTX 4060 vs 4070 徹底比較
スト6を快適に動かす心臓部となるのがグラフィックボード(GPU)です。現在、BTOパソコンで主流となっている「RTX 4060」と「RTX 4070」のどちらを選ぶべきか、目的別に比較しました。
スト6におけるGPU別パフォーマンス比較
| 比較項目 | RTX 4060 (コスパ重視) | RTX 4070 (ガチ勢・配信) |
|---|---|---|
| 対戦時FPS (最高画質) | 60FPS固定(安定) | 60FPS固定(余裕あり) |
| ワールドツアー負荷 | 一部シーンで負荷あり | 最高画質で常時快適 |
| 動画配信・録画 | 可能(標準的) | 非常に快適(高画質配信可) |
| 将来性 (スト7等) | 数年は現役 | 長期間の活躍が期待できる |
対戦モード(Fighting Ground)をメインにプレイし、フルHD解像度で60FPSを維持したいのであれば、RTX 4060で十分な性能を発揮します。RE ENGINEの最適化により、RTX 4060でも対戦中に処理落ちが発生することはまずありません。
一方で、オープンワールド形式の「ワールドツアー」モードを最高画質で隅々まで楽しみたい方や、高画質な配信・動画編集も視野に入れている方には、RTX 4070を強くおすすめします。RTX 4070であれば、負荷の高いシーンでもGPU使用率に余裕が生まれ、システム全体の安定性が向上します。
特に、将来的なアップデートや他の最新タイトルへの対応を考えると、予算が許すならRTX 4070を選んでおくのが「後悔しない」選択と言えるでしょう。
スト6を120%引き出すための推奨スペックまとめ
グラボ以外にも、格ゲー環境を安定させるために重要なパーツがあります。以下の構成を目安にBTOモデルを選んでください。
- CPU: Core i5-13400 以上(理想は Core i7-14700)
- メモリ: 16GB(配信するなら32GB推奨)
- ストレージ: NVMe SSD 500GB以上(ロード時間の短縮に直結)
- モニター: 144Hz以上のリフレッシュレート対応(遅延抑制のため)
参考文献・出典
ストリートファイター6 公式サイト – CAPCOM
グラフィックスカード別ベンチマーク検証記事 – 4Gamer.net
Input Lag Database – DisplayLag.com

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